(43)高校アーチェリー(インターハイ)のルールは?

高校のアーチェリーの競技会にもいろいろあるのですが、ここでは最もメジャーなインターハイにおけるルールについて解説します。

 

インターハイのルール

アーチェリーのインターハイは、男女共に70mの距離で実施され、オリンピックと同じ形式で行われます。競技の初日は予選で、70mを72射行い、合計点数で順位が決まります。個人競技では上位64人、団体競技では上位16チームが決勝トーナメントに進みます。予選の点数に基づいて、決勝トーナメントの組み合わせが決定されます。

 

 

個人戦

個人戦では、1回戦から3回戦まで、対戦相手が同時に6射を行う4分間の2エンドが実施されます。準々決勝以降は、対戦相手と交互に1射30秒で行う3射4エンドの120点満点の形式になります。

 

団体戦

団体戦では、制限時間2分間で3人の選手が交代し、2射ずつ行い、4エンドで合計240点満点を競います。準々決勝からは交互射ちが行われます。

 

 

個人戦でも団体戦でも、同点の場合、40秒で1射のシュートオフが行われ、勝敗が決まります。それでも同点の場合は、最大3回繰り返し、的の中心に近い箇所を射抜いた方が勝利となります。