アーチェリーって難しいの?

アーチェリーは身体的・体力的なハンディキャップが比較的小さく、老若男女楽しめるスポーツです。ルール自体もそこまで難しくありません。弓道と違って、しきたりやふるまい、細かな所作は評価対象ではなく、とにかく的の中心に近いところに当てればいい。わかりやすいでしょう。

 

またアーチェリーの弓(洋弓)は弓道の弓(和弓)よりもはるかに性能が良く、補助具の使用も許可されているので、比較的的に当たりやすいということもあり、アーチェリーの場合「難しすぎて途中で投げ出してしまう」ということはそうそう起こりにくいと思います。

 

しかしアーチェリーはほんの少しの雑念でもミスに繋がる繊細なスポーツ。技術はもちろん、精神力や集中力が必要とされます。周りや対戦相手に影響されず、重要な場面でプレッシャーをコントロールし、パフォーマンスを発揮することはかなり難しく、長年の経験と鍛練が求められます。

 

まとめれば、全国大会、国際大会のレベルに達するのは相当にハードルが高いですが、一方で趣味のレベルで楽しむのなら、そこまで難しいスポーツではない、といえます。