スタビライザーの長さは?

アーチェリーのスタビライザーの長さは、射手のスタイル、弓のタイプ、目的、そして個人的な好みによって異なります。一般的には、以下のような長さのスタビライザーが使われています。

 

オリンピックリカーブボウ

オリンピックスタイルのリカーブボウでは、フロントスタビライザーの長さが24〜36インチ(約61〜91センチメートル)の範囲で使用されることが一般的です。サイドスタビライザー(Vバー)の場合は、10〜15インチ(約25〜38センチメートル)の長さが一般的です。競技用途では、より長いスタビライザーが好まれることが多いです。

 

コンパウンドボウ

コンパウンドボウでは、フロントスタビライザーの長さは6〜12インチ(約15〜30センチメートル)の範囲で使用されることが一般的です。しかし、3Dアーチェリーやフィールドアーチェリーなどの競技では、より長いスタビライザー(30インチ以上、約76センチメートル以上)が使われることもあります。サイドスタビライザーの場合は、8〜12インチ(約20〜30センチメートル)の長さが一般的です。

 

 

 

スタビライザーの長さは、個人の好みや射撃スタイルに合わせて調整することが重要です。一般的には、スタビライザーが長いほど慣性モーメントが増加し、弓の安定性が向上します。しかし、長すぎるスタビライザーは重くなり、射手にとって取り回しが難しくなることがあるため、適切な長さを見つけるために試行錯誤が必要です。