アーチェリーの大会において、弓道で使用する和弓を使用して出場することは、ルール上問題ありません。アーチェリーには、照準器（サイト）を2つつけてはいけないなどの制限は存在しますが、基本的に弓の形式については制限がありません。

 

実は、全日本アーチェリー連盟はかつて弓道連盟の管理下にあったほどです。しかし、過去に弓道家が日本代表チームの一員としてアーチェリーの世界大会に出場した際、その成績が芳しくなかったため、アーチェリー連盟が独立することとなりました。

 

和弓はアーチェリーで使用される弓と比べ、性能面で劣るため、和弓で出場しても好成績を残すことは難しいでしょう。そのため、現実的には和弓でアーチェリーの大会に出場する選手はほとんどいません。