アーチェリーの運動量は?

アーチェリーは身体能力がそこまで求められるスポーツではない一方で、決して「楽なスポーツ」ではありません。正確に的を射抜く為の体幹を維持するには、全身の筋肉を使う上、1日中立ちっぱなしで、1440ラウンド (144射)毎回同じ力で弓を引くことが求められるので、運動量はそれなりになります。

 

オリンピックなど見ると、出場選手はいとも簡単に弓を引いているように見えますが、あれには相当な力が必要で、初級者が中級者の弓を引くことなどできません。その上で、集中力が途切れない程度に体力に余裕を残し、全ラウンド同じ力で弓を引き続けるというのは本当にすごいことなのです。

 

筋持久力を鍛えよう

体力には筋力、パワー、全身持久力、筋持久力、調整力などがありますが、アーチェリーに最も必要なのは筋持久力といわれています。とりわけアーチェリーに必要とされる三角巾、僧帽筋、上腕筋、広背筋、大円筋などの筋持久力を鍛える必要があります。上達のためには、日々継続的にこれらの筋肉を鍛えるために、ランニングや腹筋、背筋などに取り組むようにりましょう。