アーチェリー入門

アーチェリー入門

当サイトにご訪問頂きありがとうございます。当サイトはただのアーチェリー好きの管理人個人が運営しているアーチェリー専門の情報サイトです。競技形態・ルール・使用道具・歴史などなどアーチェリーに関する幅広い情報をまとめています。これからアーチェリーを始めようと思うけどわからないことがたくさんある!という方の疑問解決の一助になれば幸いです。

 

アーチェリーとは

アーチェリーは、弓を使用して矢を的に射るスポーツです。競技者は、一定の距離から的を狙い、高い精度と集中力を要求される競技です。アーチェリーにはいくつかの競技形式があり、主に屋外で行われますが、屋内競技もあります。

 

競技形式には以下のようなものがあります。

 

アーチェリーの競技形式の種類

 

ターゲットアーチェリー
この競技では、遠くの的を狙って射撃します。的は通常、5色のリングで構成されており、リングの中心に近いほど高得点になります。距離は18メートルから90メートルまで変わります。

 

インドアアーチェリー
インドアアーチェリーは、屋内で行われるアーチェリー競技のことを指します。屋外で行われるアーチェリーと同様に、競技者は弓を使って矢を的に射ることを目指しますが、インドアアーチェリーは屋内の射撃場で行われるため、風や天候の影響を受けずに競技ができます。

 

フィールドアーチェリー
これは自然環境の中で行われる競技で、射手は様々な距離と角度から的を狙います。コースには通常、24の射撃ステーションが設置されており、競技者はそれぞれのステーションで的を狙って射撃します。

 

3Dアーチェリー
この競技では、3次元の動物を模した的を使います。競技者は、森林や草原などの自然環境の中で様々な距離と角度から的を狙います。

 

アーチェリーは、技術、集中力、精神力が重要な要素であり、個人戦だけでなく、団体戦も行われます。オリンピックやパラリンピックでも競技が実施されており、世界中で人気があります。

 

いつ生まれた競技なの?

「アーチェリー」ってすごく格好いい響きですが、言ってしまえば元はただの「弓」です。弓の起源というのは太古の昔・・・旧石器時代にはすでに原形ができていました。狩猟の為に弓矢が使用されていたんですね。

 

戦争の道具として

弓矢を使用する目的は狩猟だけでなく戦争にも積極利用されていました。バビロニア・エジプト・ギリシア・ローマといった古代諸国は弓矢を使った弓兵軍隊を編成し騎馬戦や海戦を戦ったといいます。アーチェリーに用いられる洋弓(リカーブボウやコンポジットボウ)はヨーロッパ全般で普及していて、弓の丈が短いという特徴から馬上使用に適していました。

 

スポーツとして

弓がはスポーツ・娯楽などのレクリエーション用途にも使用されるようになったのは16世紀にイギリスの王ヘンリー8世がアーチェリーコンテストを開催したのがきっかけといわれています。

 

日本に伝わったのは?

日本でアーチェリーが競技として行われるようになったのは、1950年代後半から。16世紀の誕生から大分たっているのは、日本ではもっぱら和弓が主体でしたので洋弓はあまり普及しなかったためです。しかし徐々に国際大会などで結果を出すようになり注目されはじめ、2004年のアテネオリンピックで、当時41歳の山本博選手が銀メダルを獲得したことで、アーチェリーという競技が、かつてないほど大々的にメディアに取り上げられるようになりました。その余波で日本におけるアーチェリーの競技人口は年々増えていき、競技レベルも向上。もともと器用な日本人の性質には合っていたのか、今や国際大会における強豪国の一つに名を連ねています。