アーチェリーのカーボン矢とアルミ矢の違い

アーチェリーには、アルミ矢とカーボン矢の2種類があります。アルミ矢は太く重いため、空気抵抗を受けやすく、矢飛びが乱れたり、矢速が出にくいというデメリットがあります。一方、カーボン矢はアルミ矢よりも細く、硬く、軽いため、矢飛びが乱れにくく、矢速が出やすいという特徴があります。

 

また、カーボン矢には矢の回転を強め、矢飛びを安定させる効果のある「スピンウイング」という羽がついています。そのため、総合的にみてカーボン矢の方が高性能であり、多くのアーチャーに好まれています。

 

ただし、インドア競技の場合はアルミ矢の方が好まれます。これは、インドア競技は距離が短いため、カーボン矢の真価が発揮されにくいためです。